憧れの「トミカ スカイライン」をリアルに再現!「鉄仮面」ベースのレプリカは当時のプラモデルを参考に製作…マフラーもサイド出しにこだわりました
特注の車高調キットでローフォルムを実現
ワンオフ加工によって作り出したエクステリアは、当時の写真、ミニカー、プラモデルを参考に製作。寸法の割り出しも含めて、かなりリアルに再現されている。 エンジン本体はスタンダードだが、ターボ車ならではの重厚な排気サウンドを奏でられようにオリジナルのφ60mmサイド管を装着し、タコ足はトラスト製をセットしている。さすがにホンモノのような走りはできないが、そのルックスにおいてはダクトの配置、ステッカーの位置も含めて再現性が素晴らしい。 インテリアは、ストリート仕様らしく「ダットサン」のシートを真っ赤な合皮レザーに張り替え、ナルディのステアリング、自作ロールバーをセット。レースカーとしてカーペットを剥がしているが、公道走行用としてアンダーコートは残している。スタイルを決めるサスペンションについては、特注の車高調キットによって走れるシャコタンを実現した。 タイヤはフロントがBRE製の230/525R14、リアはシバタイヤ製の335/30R14をセットし、ホイールは特注のハヤシレーシングでフロント11J×14、リア13J×14インチを履かせていた。 まるで実寸大プラモデルを作るかのように、リアルに再現したトミカ仕様のシルエットフォーミュラ。昔からずっと憧れていた夢の1台を大人になってから実現し、まさに傑作レプリカマシンといえるだろう。
青木邦敏