【タイ】外国人旅行者数、4Qは1千万人の誘致必須
タイ国政府観光庁(TAT)のタパニー長官は、TATが掲げる2024年の外国人旅行者数の目標である3,670万人を達成するには、第4四半期(10~12月)に少なくとも前年同期比25%増の1,050万人が必要だとの見解を示した。1カ月当たりでは少なくとも350万人。バンコクポストが8日報じた。 タパニー氏は、1,050万人を誘致するためには、盛大なプロモーション、イベント、航空便の増加が必要だと主張した。 24年の外国人観光客による収益は、目標の3兆バーツ(約13兆2,000億円)の93%に当たる2兆8,000億バーツにとどまると予測している。 25年の観光客誘致計画については、自然災害の可能性、バーツ高、中東情勢などを考慮に入れてまとめる考えだという。同年のTATのマーケティング、プロモーションの予算は45億バーツで、24年からは増加するが、19年の46億バーツを下回る。 先の報道によると、24年1~8月の外国人旅行者数は、前年同期比31.5%増の2,356万7,850人だった。