資源ごみ分別、任せて 度会小児童にマイスター認定証 三重
【度会郡】三重県の度会町が取り組むごみの減量化・再資源化に向けた推進プランの一環として、度会小学校3年生を対象に実施した「資源ごみ分別マイスター養成講座」が修了し、児童65人に認定証が交付された。 同講座は7月と10月に開催。児童らはさまざまなごみの分別を体験し、クイズやゲームを通して楽しみながら分別の大切さやリサイクル方法を学んだ。 町によると、資源ごみ分別マイスターになった児童は家族や友達、地域の人に分別の指導や提案ができるほか、ペットボトルのキャップ収集や町内のクリーン活動への参加など6つのミッションをクリアすると、マイスターのランクアップができるという。 中村忠彦町長がこのほど、同校を訪れて児童らに認定証を手渡し、「限りある資源を大切に使うため、学校や家でマイスターとしての活動を頑張ってほしい」と話した。児童らは「ごみの作業員さんなどに感謝しながら、町中のごみをなくしていきたい」「家族と一緒に分別を頑張りたい」などと張り切っていた。