太平洋戦争の激戦地「硫黄島」遺骨引き渡し式 新たに33柱の遺骨を収集
太平洋戦争の激戦地小笠原諸島の硫黄島で新たに見つかった遺骨が日本に戻り、厚生労働省に引き渡されました。 【動画】戦後70年を生き抜いた100歳の旧日本兵 最後の告白 知られざる硫黄島の戦いの真実 小笠原村の硫黄島は、太平洋戦争で日本とアメリカ軍との間で激しい戦闘が行われました。 硫黄島では現在も遺骨の収集が続けられていて、新たに33柱の遺骨が見つかりました。 12日、東京・千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑では、遺族らおよそ60人が出席する中、収集団から厚労省に遺骨の引き渡し式が行われました。 この後、厚労省で身元などの調査が行われます。 硫黄島での日本人の戦死者はおよそ2万1900人で、厚労省によりますと、そのうちこれまでに見つかった遺骨は1万710柱ほどに留まります。
テレビ朝日報道局