【巨人】いよいよ勝負を賭ける3年目へ 陰の貢献も話題 “三冠王”はし烈な外野手争いを勝ち抜けるか
リーグ連覇、日本一を目指す2025年シーズンにおいて若武者たちの活躍も期待されている。 【動画】相手に絶望を! 中日守護神マルティネスの快投シーン その意味で注目されるのはプロ3年目シーズンを迎える外野手の萩尾匡也にもある。 22年のドラフト2位入団。慶大時代の4年秋にはリーグ三冠王に輝くなど走攻守に優れた選手として期待を集める。 その萩尾もルーキーイヤーは苦しんだ。2023年は1軍では16打数1安打、打率.063と結果を残せず、10三振と壁にぶつかった。 2年目の24年シーズンは4月にプロ初本塁打を記録するなど幸先のいいスタートを切ったが、年間通してのパフォーマンスは残せなかった。打率.215、2本塁打、12打点。 また萩尾においてはポストシーズンの思わぬ貢献も話題となった。自身はシーズン終盤に負傷で出場は叶わなかったが、DeNAと戦ったCSファイナルSでは3試合で「声出し」を担当した。 3連敗と後がない中でサングラスに拡声器を持参して「声出しのため、やってきました!」とチームのために奮闘。結果、そこから3連勝を果たした。日本一には手が届かなかったが、側面からチームを支えた。 そして来る2025年シーズン、さらにし烈な外野手争いが待つ。 新外国人のトレイ・キャベッジ(前パイレーツ)、丸佳浩、エリエ・ヘルナンデス、浅野翔吾、移籍組の若林楽人、オコエ瑠偉、佐々木俊輔、岡田悠希などひしめき、限られたポジションを奪うためには、走攻守すべてでアピールが求められる。 無類の明るさ、人を楽しませる才能ですでにジャイアンツファンの心をつかんでいる。 あとは東京ドームで暴れまくるのみ。背番号12の躍進に期待したい。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]