6歳男児がプールで死亡した事故 在宅起訴された元園長の裁判始まる 監視義務を怠ったか 起訴内容認める
関西テレビ
滋賀県長浜市のプールで、当時6歳の男の子が死亡した事故で、業務上過失致死の罪に問われている学童クラブの元園長の裁判が始まり、元園長は起訴内容を認めました。 去年7月、長浜市の屋外プールで、小学1年だった田中大翔くん(当時6歳)が溺死した事故で、学童クラブの元園長・大谷琢央被告(50)は、監視の指示などを怠った業務上過失致死の罪に問われています。 20日、大津地裁で行われた初公判で、大谷被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 検察側は冒頭陳述で、被告が児童の身長や遊泳能力を把握していなかったことや、児童を監視する立場でありながら、料金の支払いでプール施設の外に出ていたことなどを指摘しました。 次回は12月10日に、被告人質問が行われる予定です。
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