NOBUNAGA Labs、金メッキ純銀導体/16芯構造の4.4mmバランスケーブル「寫楽 極」
ワイズテックは、同社NOBUNAGA Labsブランドのフラグシップケーブル “SUPREMEシリーズ” から、金メッキ4N純銀導体とPentaconn earコネクターを採用した16芯構造の4.4mm 5極バランスケーブル「寫楽 極(しゃらく きわみ)」を、11月1日(金)に発売する。価格はオープンだが、市場では税込60,900円前後での実売が予想される。 導体として、微細な音の変化や自然な余韻の響きまで表現できるとする金メッキ4N純銀線を採用。加えて、16芯構造とすることで音像定位と情報量を格段に高め、非常に明瞭かつ立体的な音場、実在感のある音像、重厚で濃密な臨場感を味わえるとしている。 導体断面を真円形状とすることで、柔軟性と耐久性も向上。折り曲げや急激な温度変化にさらされても安定した信号伝送が可能だとする。分岐部では、電気抵抗の原因となるはんだ接合工程を行わず、ケーブルの編み込みピッチを均等化することで、ケーブル本来の伝送特性を発揮するように配慮。外皮には柔軟性や耐摩耗性、弾性、靭性などの特性に優れたTPU素材を採用し、取り回しとタッチノイズの影響も抑えている。 イヤホン側端子にはPentaconn ear 標準(ショート)コネクターを採用し、Acoustuneブランド「HS2000MX SHO -笙- MKII」やMADOOブランドのイヤホン、intimeブランド「翔」などに装着可能。接点部には電気伝導特性を高める金メッキ処理や、超低周波ノイズを低減する非磁性体の特殊な下地メッキを施し、シェル内部には着脱時のトラブルを抑えるモールディング加工を行った。左右の区別をつけやすくするため、溝に赤/黒のラインを印字するスリットデザインも採用する。 プレーヤー側端子の4.4mm 5極バランスプラグも金メッキ処理を施し、メッキ剥がれや酸化侵食などを防止する特殊なフラッシュメッキ工程を行った。シェル部分には独自のマットブラックデザインを採用し、シンプルながら高級感のある仕上げとしている。 ケーブル長は約1.2m、インピーダンスは0.5Ω以下。
編集部:成藤正宣