大学生になる息子に「自分用のクレカがほしい」と言われました。お金の管理が心配なのですが、「大学生」の「クレカ所有率」はどのくらいですか?
大学生になった子どもが「クレジットカードを持ちたい」と言ってきた場合、果たして与えても大丈夫なのかと心配になる方もいるかもしれません。 そこでこの記事では、大学生のクレジットカード所有率や管理方法などについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。 ▼「大学無償化制度」の対象者とは? 年収要件や注意点を解説
クレジットカードを所持している大学生は何%?
一般社団法人日本クレジット協会が実施した「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート(令和元年度)結果報告書」によると、大学生のクレジットカード所有率は61.1%という結果でした。 大学1年生の所有率は19.4%でしたが、2年生では59.1%と大幅に増加し、3年生は77.7%となっています。クレジットカードを所有する理由として多かったのは「インターネットショッピングなどで決済が簡単にできるから」といった理由です。 反対に、クレジットカードを持たない理由としては「現金や電子マネーなどで支払えるため、必要性を感じない」「必要以上に使ってしまいそう」という回答が多く見られました。
クレジットカードのメリットとは?
大学生がクレジットカードを持つメリットは3つあります。 まず挙げられるのは、インターネットショッピングでの決済が簡単な点です。フリマアプリやオンライゲームなど、インターネットを日常的に使っている大学生の場合は使い勝手がよい可能性があります。「Apple Pay」「Google Pay」などのキャッシュレス決済でも、クレジットカード登録が便利です。 次に、クレジットカード特典を生かせるという点が挙げられます。学生向けの割引サービスなどが充実しているクレジットカードもあります。また、旅行や留学時に役立つ旅行傷害保険など保険の付帯サービスを受けられるため、海外に行く場合に作る方も少なくないようです。 そして、クレジットカードでお金の使い方が身に付けられるという点もメリットです。利用明細を確認し、毎月の支出を振り返ることができるため、収支のバランスなどお金の使い方が学べることもあるでしょう。
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