大学生になる息子に「自分用のクレカがほしい」と言われました。お金の管理が心配なのですが、「大学生」の「クレカ所有率」はどのくらいですか?
クレジットカードを持つリスク
大学生がクレジットカードを持つリスクやデメリットもあります。 クレジットカードでは現金を持たずに買い物ができるため、無計画な利用による使い過ぎに注意が必要です。限度額を設定できますが、定期的に利用明細を確認し、今どのくらい使っているのか確認する癖をつけるようにしましょう。 また、分割払いやリボ払いには手数料が掛かることを頭に入れておくべきです。決済日までに銀行口座の残高が不足しないよう確認する必要があり、残高不足が続く場合には延滞金が発生する可能性があります。
クレジットカードのリスクはしっかりと説明しよう
大学生でクレジットカードを所持する人は6割ほどいるようです。しかし、クレジットカードのリスクを考えると、子どもに持たせることが心配な親も多いかもしれません。 とはいえ、クレジットカードを持つのは、インターネットショッピングでの決済が簡単になったり、クレジットカード特典を生かせたりといったメリットを得られる可能性があります。メリットデメリットを把握したうえで、息子さんとよく話し合い、クレジットカードを持つべきか否か検討しましょう。 出典 一般社団法人日本クレジット協会 「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート(令和元年度)」結果報告書 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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