【70代に聞いた】昭和を代表すると思う「男性俳優」ランキング! 2位は「高倉健」、1位は?
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」協力のもと、全国の70代を対象に「昭和を代表すると思う男性俳優」というテーマでアンケートを実施しました。 【画像:ランキング19位~1位を見る】 全国の70代から「昭和を代表する」と思われているのは、どの男性俳優だったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう!
●第5位:渥美清
第5位は「渥美清」さんでした。渥さんは中学卒業後、新派軽演劇の座長に誘われたことをきっかけに「阿部定一代記」で舞台デビュー。1951年からは浅草にあった劇場の専属コメディアンとして活動し、1956年頃からテレビでも活躍し始めました。 当初はバラエティー番組などで人気を集めましたが、主演を務めたドラマ「大番」と映画「拝啓天皇陛下様」のヒットをきっかけに、俳優としても人気を獲得。1968年放送のドラマ「男はつらいよ」で主人公・車寅次郎(寅さん)を演じ、以降制作された同作の映画版でも主演を務めました。
●第4位:仲代達矢
第4位は「仲代達矢」さんでした。幼い頃から映画に憧れていたという仲代さん。戦後に改めて映画にのめり込み、1952年に「俳優座演劇研究所付属俳優養成所」へ入所しました。 「ハムレット」「四谷怪談」などさまざまな舞台に出演しつつ、映画にも多く出演。日本を代表する映画監督作品にも多数出演しており、アカデミー賞とカンヌ・ヴェネツィア・ベルリン映画祭の全てで、出演作品が受賞しています。1975年には私塾「無名塾」を設立し、後進の俳優育成と全国巡演を実施。また、芸術選奨文部大臣賞など、国内外で数々の演劇賞を受賞しています。
●第3位:三船敏郎
第3位は「三船敏郎」さんでした。三船さんは戦後、東宝にカメラマン助手として入社を希望。しかし手違いで「東宝第一期ニューフェース」のオーディションを受けることとなり、補欠採用されたことをきっかけに俳優として活動を開始しました。 1947年の映画「銀嶺の果て」でスクリーンデビューを果たしたあと、翌年公開の黒澤明監督作品「醉いどれ天使」で一躍人気となり、1951年公開の「羅生門」がヴェネツィア国際映画祭でグランプリを受賞。以降も「七人の侍」「隠し砦の三悪人」「宮本武蔵」「無法松の一生」などに出演し、「用心棒」「赤ひげ」では「ヴェネツィア国際映画祭」男優賞を受賞しました。