芦澤竜誠が猫ナマズ殺法で昇侍の組みをかわしてからのKO勝ちを予告。MMAの練習は瞑想でばっちり【RIZIN】
山本聖悟はヤマニハに勝利を収めての継続参戦に意欲
「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)に出場する芦澤竜誠(フリー)と山本聖悟(フリー)が10月29日、都内で揃って公開練習を行った。 芦澤は昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)と、山本はアラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル/ボンサイ柔術)とそれぞれMMAルールで戦う。 公開練習ではともに3分のミット打ちを披露。その後の会見で芦澤は上機嫌で昇侍KOを宣言、山本もヤマニハに勝利を収めての継続参戦を目標に掲げた。 芦澤は開口一番「楽勝だぜい!」と笑顔を見せる。そして「過去一強い。相手はどうでもいい。俺の戦いをすれば絶対に勝てる。余裕」と絶好調宣言。 そして「侍。昇侍選手も言っていたでしょ。侍同士の戦いだよね。斬り合いだよ。それ分かってるのかな? 模擬刀でしょ? あの人いつも持ってくるやつ。俺、本物の日本刀振り回したことあるよ。家にあったよ。鑑定書ついてるから問題ないでしょ。あれ家にあって瞑想してたからね。模擬刀じゃん。侍ごっこじゃんって感じ。俺は本当に侍だから」と今回の試合のテーマを掲げた。
山本は現在のコンディションについて「めちゃくちゃばっちり。試合までいいマインドで望めそう」、今回の試合のテーマとしては「久々のRIZINなのでインパクトを残して勝ちたい。絶対にKOで勝つ。倒します」とKO勝ちを掲げた。山本は今回は約3年8カ月ぶりのRIZIN参戦。前回は村元友太郎にKO負けを喫しており「しっかり勝って継続参戦したい」と意欲を見せた。 この2人、芦澤によると「20代前半に俺が名古屋に遊びに行った時に友達の友達みたいな感じで来て“あ、MMAやってんだ。俺、キックボクシング”みたいな感じで。その時は何もなかったけど、2人とも東京に出てきていて、格闘技なしでよく遊んでいた。で、俺がキックをやめて“今度MMAやることになったんで教えてよ”ってそこから仲が深まった」とのこと。 山本は「練習はしていなかったんですけど、ずっと遊んでいた。小澤海斗戦の前とか爆発する前からの知り合い。でも競技が違ったので交わることもないし。同じ大会に出ることも考えられなかった。今回まさかの同じ大会なのですごい。それも名古屋で。竜誠がMMAに転向して一緒に練習し始めたのも縁があるなと思う。付き合いはもう8~9年くらい。(芦澤からは)マインド的な部分で見習うところが多い。勉強になることばっか」と言えば芦澤も「技術とかは教えることはないけど戦う者のマインドみたいなものは“こうやったらいいんじゃない”みたいな。(聖悟は)そういうのがマッチしてきている。俺も聖悟から学ぶこともあるし、いい関係すね」と言うように互いに切磋琢磨する関係のよう。