左太もも負傷のエンバペ、約1週間で“スピード復帰”？ CLリール戦のメンバーに帯同
レアル・マドリードは30日、10月2日に控えたチャンピオンズリーグ（CL）・リーグフェーズ第2節のリール戦に臨む遠征メンバーを発表。負傷離脱していたフランス代表FWキリアン・エンバペがメンバーに復帰した。 【ハイライト動画】エンバペはアラベス戦で公式戦5戦連発 9月29日に行われたラ・リーガ第8節、アトレティコ・マドリードとのダービーマッチを1－1のドローで終えたレアル・マドリード。現在のカレンダーにおいてはメガクラブの宿命とも言えるが、ダービーの熱気も冷めやらぬまま、中2日でリールとのアウェイゲームが待っている。 このリール戦に向けた21名のリストには、エンバペの名前も含まれていた。エンバペに関しては24日に行われたラ・リーガ第7節アラベス戦（○3－2）にて公式戦5試合連続ゴールを挙げた後、80分に左太ももの違和感を訴えて途中交代。翌日、クラブの医療部門による複数の検査を受けた結果、左足大腿二頭筋損傷が確認されており、スペインメディア『アス』は3週間程度の離脱になると報じていた。 だが、実際には負傷から1週間も経たずに遠征メンバーに戻ってくることとなった。実際にピッチに立つことができるのかどうかは現時点で不明だが、スペインメディア『マルカ』によると、エンバペのケガは当初の想定よりも遥かに早く快方に向かっているとのこと。現地時間の1日に予定されている前日練習にて、最終的な判断がなされる見込みだ。どちらにせよ、スタートリストに名を連ねる可能性は限りなく低く、ピッチに立つとしても数十分に制限されるという。 なお、今回の招集が実現した背景には、エンバペ自身がリール戦への帯同を強く望んだことがあるようだ。リールには弟のイーサン・エンバペが所属しており、兄弟の直接対決としても注目が集まっていた。母国かつ弟の前でピッチに立つ姿を見せたいという思いがあったのかもしれない。 一方で、アトレティコ・マドリード戦で左足の外転筋を痛めたことが報告されているベルギー代表GKティボー・クルトワはメンバー外となった。ケガから復帰し、アトレティコ・マドリード戦で今季のラ・リーガ初のメンバー入りを果たしたフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガは遠征に参加するが、依然として離脱が続くオーストリア代表DFダヴィド・アラバ、スペイン人MFダニ・セバージョス、モロッコ代表MFブラヒム・ディアスは招集外となっている。 レアル・マドリードは17日に行われたCL・リーグフェーズ第1節のシュトゥットガルト戦を3－1で制しており、リール戦ではCL開幕2連勝を狙う。同試合に臨む21名のメンバーは下記の通り。
■レアル・マドリード リール戦招集メンバー
▼GK 13 アンドリー・ルニン 26 フラン・ゴンサレス 34 セルヒオ・メストレ ▼DF 2 ダニエル・カルバハル 3 エデル・ミリトン 17 ルーカス・バスケス 18 ヘスス・バジェホ 20 フラン・ガルシア 22 アントニオ・リュディガー 23 フェルラン・メンディ 31 ヤコボ・ラモン ▼MF 5 ジュード・ベリンガム 6 エドゥアルド・カマヴィンガ 8 フェデリコ・バルベルデ 10 ルカ・モドリッチ 14 オーレリアン・チュアメニ 15 アルダ・ギュレル ▼FW 7 ヴィニシウス・ジュニオール 9 キリアン・エンバペ 11 ロドリゴ 16 エンドリッキ
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