マカオ、年初来の出入境者数が初の2億人超え
マカオ治安警察局は12月8日、(2024年)年初来累計の出入境者数が前日(7日)時点で2億人(延べ、以下同)に達したことを明らかにした。 昨年(2023年)通期は約1.8億人、コロナ前2019年通期は約1.9億人で、2億人突破は史上初、過去最多とのこと。 出入境者の内訳はマカオ居民(マカオIDカード保有者)が36.1%、外地僱員と呼ばれるマカオで就労する外地からの労働者が28.0%。インバウンド旅客数は前年同時期から25.7%増の約3254.5万人で、2019年同時期からの回復率は88.1%。 イミグレーション別の割合では、關閘が52.7%、青茂が16.4%、港珠澳大橋が12.1%、横琴が10.6%。 同局では、2025年1月1日からマカオと隣接する広東省珠海市の住民(珠海市戸籍者)が週1回マカオ渡航が可能となる「一周一行」簽註(=ビザに相当)、珠海市の横琴粵澳深度合作区の住民(戸籍者及び居住証保有者)については渡航回数に制限のない(マルチ)「一簽多行」簽註の申請受付がスタートすることから、ピーク時の出入境施設におけるスムーズな通関を確保するため、さまざまな対策を講じていくという。 なお、マカオの人口は約68万人。