未来が見えないウーブン・バイ・トヨタ、頼みの綱は隈部新社長の出身母体「デンソー」
ウーブン・バイ・トヨタ企業公式HPより
トヨタ自動車が発表した先端技術の開発を担う子会社の役員人事が波紋を広げている。 今後の自動車技術の中核となるソフトウェアなどの開発を手がける子会社ウーブン・バイ・トヨタをリードしてきたジェームス・カフナー社長(52)が、10月1日付で退任すると発表された。後任にはグループではあるものの、社外のデンソー出身の隈部肇(くまべ・はじめ=59)氏が就任する。さらに、トヨタの常務役員在任中、麻薬の密輸容疑で逮捕されたジュリー・ハンプ氏(63)がウーブン・バイ・トヨタの社外取締役に就くことも決まった。トヨタの先端技術開発に何が起こっているのか。
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