ロッテ・田中晴也が「夢先生」 自身の夢は…日本代表&メジャー挑戦
ロッテの田中晴也投手(20)が3日、千葉県市川市立東国分中学で行われたJFAこころのプロジェクト「夢の教室」で「夢先生」を務め、将来的な目標として日本代表とメジャー挑戦を掲げた。 2年目の今季、1軍デビューを果たし、4試合で1勝1敗、防御率1・80。「今年1軍を経験して26年WBCや、その後のロサンゼルス五輪とかも目指せるところではあると思う。大きな目標として目指しながら、将来的にはメジャーリーグのステージに挑戦できたらと思う。そこに向けて頑張りたい」と語った。 「夢の教室」は日本サッカー協会とプロ野球選手会が協力して実施したもので、体育館でキャッチボールや特別ルールの鬼ごっこなどで30人の生徒たちと交流。その後、教室に移動し、自身が困難を乗り越えて夢に挑戦した体験などを「夢曲線」として黒板に描きながら、「目標を立てて継続する」「今何をするべきか考えて行動する」の2つを訴え、自身は3年目の目標を「新人王」とし、将来的にはWBC日本代表、メジャーリーグ挑戦を目標とすることを宣言した。 緊張の“初授業”を終えた20歳の右腕は「自分なりにですけど、伝えたいこと、中学2年生に対する夢、目標の実現のためのアドバイスというか、自分なりに大事だなって今まで生きてきて感じたことは伝えられたと思うので、少しでも生徒の手助けというか、そういった時間になったらいいなとは思います」と振り返った。