試合後に握手するバスケ日本代表のトム・ホーバスHC(左)とオーストラリア代表のブライアン・ゴージャンＨＣ(右)写真：AP/アフロ

◇FIBAバスケットボールワールドカップ2023 1次ラウンドE組 オーストラリア109-89日本(29日、沖縄アリーナ) 3連勝で1次ラウンドを突破したバスケドイツ代表 1次ラウンドで第3戦は勝ったチームが2次ラウンドに進むという大一番。格上フィンランド代表を倒し勢いに乗る日本でしたが、世界ランク3位のオーストラリアに敗れ、順位決定戦にまわることとなりました。 この試合、前半で22点差をつけられた日本でしたが第3クオーターから徐々に反撃。豊富な運動量とアウトサイドシュートを駆使し相手を苦しめ10点台前半まで追い上げる場面も。しかし、試合終盤まで主力選手をコートに残し日本の反撃を退けたオーストラリア。最終的には20点差をつけ勝利し、1次ラウンド2位で2次ラウンド進出を決めました。 試合後の会見で、日本が強くなったと思うか問われるとオーストラリアのブライアン・ゴージャンHCは「オーマイガー、私は本当にうれしかったよ。東京五輪で、トム・ホーバスが教えていた日本の女子チームが、個人的には一番見るのが楽しかったお気に入りのチームだった。彼はベストコーチだったと思う。今は同じことを男子チームでやっている。情熱、そして彼らの強みを活かしながらプレーしているし、国を背負って戦っていることが感じられる」と賛辞を贈りました。 さらに「国内の代表争いも激しくて、それは日本としての成功につながっている。このサイクルはとてもいいことで、本当にぼくは日本チーム、そしてホーバスHCに大きな敬意を払うよ」と続けました。