【ヴォレアス北海道】旭川がアツい!全国のバレーボール強豪校が集結!プロと1セット勝負
▽新リーグ開幕に向け準備着々 HC「アタックとサーブを改善したい」
8月31日、外国籍を含む全選手が合流。 9月8日には今季初の公式戦となる天皇杯予選を控え、新たに始まるSVリーグ開幕まで1カ月半を切っています。 昨季はトップリーグだったV1に初昇格し、結果は3勝33敗(10チーム中9位)。 指揮をとり8季目を迎えるエド・クラインヘッドコーチ(HC)は前だけを見据えます。 (エド・クラインHC)「昨季は本当に勉強になったシーズンだった。今季も戦略を立てて常に全力で戦うチームスタイルは変わらないが、アタックとサーブの部分をより改善していきたい。自分たちのプレーをビデオで確認して課題を修正し、SV開幕にピークを持っていきたい」 “より攻撃的で魅力あふれるプレー”を目指すというヴォレアス北海道。 ホーム開幕節は10月19日と20日、旭川市の「リクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館」で、昨季V1男子優勝の強豪サントリーと対戦します。
▽ディレクターの取材メモ
”ベテラン”と呼ばれる年齢に入ってきた。 プロ11季目、ヴォレアスの在籍は8季目を迎える32歳・田城貴之選手。 (田城貴之選手)「オフが終わってからトレーニングを重ねていて、現在のコンディションは75%くらい。ここから100%に近づけていきたい」 選手としての準備は常に欠かさない。 日頃から“視力の維持や疲労回復に良い”とされるブルーベリーを積極的にとるなど食事に気を遣う。 これまで左右3回の手術をしている膝やヘルニアのある腰の周辺を中心に、体のケアは他の選手より時間をかけるようにしている。 全ては最大限のパフォーマンスをコート上で発揮するためだ。 ハードな練習の傍ら、一番のリフレッシュ方法は6歳の愛娘・咲佳(えみか)ちゃんと遊ぶこと。 最近は“風船バレー”で遊ぶことが多く「いつも僕が負けるんです」と、早くも親譲りのセンスを見せているらしい。 咲佳ちゃんからは「練習するよりも、わたしと家で遊ぼう」と言われることがあり、葛藤する気持ちがないわけではない。 それでも父はいまバレーボールに全力を注ぐと決めている。 8月31日の試合でも高校生の力強いアタックを見事なブロックで返し、田城選手らしいガッツポーズも飛び出した。 コートに立つ以上、年齢は関係ない。 何よりもバレーボールが大好きだ。 (田城貴之選手)「(娘は)いまはあまり僕のプレーに興味があるわけではないんですが、出場していると嬉しいは嬉しいみたいなので。できるだけ長いプレータイムがもらえるようにアピールしていくだけですね」 自分1人のためだけではない覚悟を持って、新しいシーズンに臨む。 試合の中で田城選手のガッツポーズをいくつ見ることができるのか、今季も楽しみだ。 【ヴォレアス北海道#3 田城貴之】 とわの森三愛高~筑波大~パナソニックパンサーズ(2014年)~ヴォレアス北海道(2017年) 現在は、選手 兼 スポンサー営業担当 ポジション:ミドルブロッカー 出身:北海道岩見沢市