【UFC】ヘビー級スピバックがティブラを初回、腕十字に極めてリベンジ達成
2024年8月11日(日本時間)『UFCファイトナイト・ラスベガス95』(U-NEXT配信)が米国ラスベガス大のUFC APEXにて開催された。 【写真】29歳、ヘビー級ランカー唯一の20代のスピバックが腕十字を極めた(動画あり) ▼メインイベント ヘビー級 5分5R 〇セルゲイ・スピバック(モルドヴァ)17勝4敗(UFC8勝4敗)238lbs/107.96kg [1R 1分44秒 腕十字] ×マルチン・ティブラ(ポーランド)25勝9敗(UFC12勝8敗)252lbs/114.31kg メインイベントは、ヘビー級8位のティブラと、9位のスピバックが5Rで再戦。両者は2020年2月に3Rで対戦し、ティブラが判定勝ちしている。 ティブラは、バウンサーから柔術を学びMMAファイターに。2023年7月に現UFC世界ヘビー級暫定王者のトム・アスピナルにTKO負けも、2024年3月の前戦でタイ・トゥイバサに1R リアネイキドチョークで一本勝ち。UFC12勝7敗。 UFC7勝4敗のスピバックは、サンボベースで2023年9月の前戦で、2位のシリル・ガーンに2R KO負け。ティブラと同じくテイクダウン&パウンドが武器だが、サブミッションで7つの一本勝ちもマークしている。 1R、オーソからインローのスピバックはワンツーで組んですぐにバッククリンチ、ティブラを崩して引き込むとティブラは足を手繰って上に。下からストレートアームバーを狙うスピバック。しかし腕を戻したティブラ。 スピバックは下から右手首を掴んで腰を切って腕十字! ティブラを前転させて極めた。キャリア8つ目の一本勝ち。ティブラは初の一本負け。 試合後、スピバックは「このフィニュシュはとてもトレーニングしてきた。数週間前に怪我していたからナーバスになっていた。(再戦での勝利に)いまが自分の時だ。(次に戦いたい名前は?)誰でもいい」と語った。 また、同大会のメインカードのバンタム級では、風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)が、ハラランボス・グリゴリオウ(キプロス)と対戦。 風間が2R、グリゴリオウの左でダウンを喫しながらも、ヒジ・パウンドを凌ぎ、下から三角絞めを極め、オクタゴン初勝利を掴んだ。試合後、風間はパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトとして5万ドル(約730万円)のボーナスを獲得している。
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