【京都2歳S/トレセン情報】対エリキングにリベンジのチャンス到来 ジョバンニの杉山晴紀調教師が語った本音
[GⅢ京都2歳ステークス=2024年11月23日(土曜)2歳、京都競馬場・芝内2000メートル] 野路菊S2着からの重賞奪取をもくろむのがジョバンニ(牡・杉山晴)だ。20日に栗東ウッドで行われた最終追いでは6ハロン84・8―11・6秒をマーク。機敏な動きを見せた。 杉山晴調教師は「状態に関しては、変わりなく順調です。上積みがすごくあるというよりは、2歳時点での完成度が高いタイプ」と一定の評価を与える。 右回りの小倉競馬場(新馬V)、左回りの中京競馬場(野路菊S=2着)で好成績を収めており、指揮官も「回りの左右も関係ないので、コース替わりは心配になりません」と初の京都戦でも意に介していない。 前走の野路菊Sは勝ち馬のエリキングに半馬身届かず2着に敗れ、初黒星を喫した。「前走は展開的に後手に回るようなところはありましたが、勝った馬が強かったです」(杉山晴師)と振り返る。エリキングも当レースに駒を進めてきたことで早速の再戦となる。「もちろん、向こうも向こうでまたさらに強くなっているとは思いますし、重賞ですから、簡単に勝てるレースではないとは思っています」としたうえで、「前走の力関係だけでいえば、逆転可能ではないかと思います」とデキの良さを強調していた。
佐藤 美生