チェルシーがスロベニア代表の守護神オブラクを獲得か アトレティコ・マドリードも売却へ前向き
アトレティコ・マドリードでは外国籍選手最多の公式戦通算441試合に出場
アトレティコ・マドリードの守護神は今夏の移籍市場でスペインを離れる可能性がある。 スペイン『AS』によると、プレミアリーグのチェルシーがアトレティコ・マドリードに所属するスロベニア代表GKヤン・オブラクの獲得に興味を持っているという。GKの若手化を図りたいアトレティコ・マドリードは今夏の移籍市場で同選手を売却することに前向きであるようだ。 オブラクは現在31歳のベテランの選手。2014年夏にポルトガルのベンフィカからアトレティコ・マドリードへ完全移籍をすると、加入後即座に守護神に定着。ディエゴ・シメオネ監督が率いる堅守のクラブを後方から支えている。そんなオブラクは外国籍選手として歴代最多の公式戦通算441試合に出場しており、これまで203試合ものクリーンシートを記録。これまでクラブの数多くのタイトル獲得に貢献しており、リーグで最も失点が少ないGKに贈られるサモラ賞も5度受賞している。 同メディアによると、チェルシーは未だ、アトレティコ・マドリードに対して正式なオファーは提出していないとのこと。しかし、アトレティコ・マドリード側が同選手の売却に前向きであるというのは確かであり、この事実はチェルシー側にとって非常に大きな後押しとなると説明している。 今季はリーグ戦6位とまずまずの結果に終わったチェルシーだが、クラブの平均年齢は若く、ベテランのDFチアゴ・シウバも今季限りで退団。新たな経験豊富な選手が必要とされる中、オブラクのような選手が加入することとなれば、間違いなくクラブの助けになるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部