札幌ドーム現状に「大型のイベント獲得」と市長自信もSNS議論百出 根強い〝競輪場転用案〟
札幌市の秋元克広市長が25日に行われた定例会見で、大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)の今後の活用方法について見解を示した。 秋元市長は、J2に降格したコンサドーレ札幌が本拠地として使用する札幌ドームについて「収益のアップについては、ネーミングライツが今年実現できたのは大きい。これからイベントがプラスになっていけばと思っている。今年度は大型のイベントを獲得できた。これからeスポーツの国際大会も開催される。いろんなイベント誘致も含めて、市としても一緒に取り組んでいきたい」と自信を見せた。 また、プロ野球・日本ハムの新庄剛志監督が二軍移転を提案したことについては「札幌ドームというものを評価して、使っていこうよとメッセージとして出してもらったのはありがたい」としつつも「たとえば完全に本拠地として使うとなると、多目的な施設というところと、かなりバッティングするのではないかというふうに思っている」と消極的な見解を示した。 SNS上では、札幌ドームの今後についてさまざまな意見が飛び交っており「札幌ドームが生き残るには競輪場にするしかない。床もコンクリートだしちょうどいい」「札幌ドーム、競輪場になってしまう」などと以前から根強い競輪場への転用を熱望する声も再び上がっている。 札幌ドームの今後に注目だ。
東スポWEB