冬の使者がやってきた!一番乗りは激レア「ヒシクイ」 新潟市北区・福島潟
新潟市北区の福島潟に9月28日、冬の使者「ヒシクイ」が初飛来した。例年最初にやってくるオオヒシクイとは別種だが、同じガンの仲間。水の駅・ビュー福島潟によると、ヒシクイの「初雁(かり)」は珍しいという。 ビュー福島潟のレンジャー(自然指導員)、成海信之さん(60)が午前5時半過ぎ、水辺でカモと過ごしている1羽を発見した。初雁は2023年より5日早く、例年並み。 福島潟には23年度、約9600羽が飛来した。警戒心が強いヒシクイを近くで観察するには「日の出以降の早朝、えさ場へ飛び立つところが狙い目」と成海さん。姿が見られるのは来年2月ごろまで。