「まるで真夏?」 近畿各地で5月の史上最高気温を観測
兵庫・京都・奈良・和歌山の各所で5月観測史上最高気温を観測
30日の近畿地方は朝から晴れ間が広がり、各地で気温が上昇。気象庁によると、近畿地方では兵庫県朝来市の和田山観測所で最高気温33.6度を観測。同観測所をはじめ、京都府や奈良県、和歌山県の複数の観測所では、5月の観測史上最高気温を観測した。 【拡大写真付き】夏を前にヒツジさん毛刈りでスッキリ 大阪・みさき公園
大阪府内も全観測所で今年最高気温を観測
同庁によると、大阪府内では枚方・八尾両市で最高気温が30度を超え、大阪・豊中両市はともに29.9度を観測するなど、ほぼ真夏日に近い状態になるなど、同府内すべての観測所でも今年の最高気温を観測した。 大阪市中央区の路上で、日傘を手に信号待ちをしていた70代の女性は「まだ5月やのに、なんでこんなに暑いんやろう。まるで真夏やわ。今でこれやったら7月8月が怖いわ」などと苦笑していた。 大阪管区気象台によると、あす31日の近畿地方は高気圧に覆われ晴れるが、気圧の谷や上空の寒気の影響で昼ごろから次第に雲が広がり雨や雷雨となる所がある見込みだという。予想最高気温は大阪で29度となっている。