阪神痛恨の10失点大敗 首位カープ、2位巨人と4差 4位・DeNAとは2・5差に
「DeNA10-4阪神」(27日、横浜スタジアム) 阪神は2桁失点の大敗。首位カープ、2位巨人とのゲーム差は4となった。4位・DeNAとは2・5差となり長期ロード負け越しが決定。3カード連続初戦勝利はかなわなかった。 【写真】小野寺の三振で同点ならず ベンチを出る岡田監督が見せた表情 たった6球の先制劇だった。初回先頭・近本が左前打で出塁し、続く中野の犠打で1死二塁。3番・森下が二遊間を鋭く破る中前適時打で先制に成功した。 3点ビハインドの展開で反撃に転じたのは七回。先頭の代打・糸原、近本が2者連続四球で無死一、二塁。中野も左前打でつないで無死満塁とし、相手の暴投間に一点を返した。さらに無死二、三塁から森下の中犠飛で1点差に迫った。 追い上げムードも高まったが、七回から登板した4番手・石井が誤算だった。2死一、三塁から林に左翼への適時二塁打を浴びると、続く2死二、三塁でも代打・筒香に中前2点適時打。一気に4点差に広げられた。 当初先発予定だったビーズリーが発熱のために登板回避。伊藤将が中2日で先発マウンドに上がった。しかし、初回にいきなり2死満塁の危機を招き、宮崎に逆転中前適時打を献上。三回にも2失点し、3回5安打4失点で降板し、代役を果たしきれなかった。 打線の意地が垣間見えた中で投手陣が振るわず。この試合まで5勝2敗1分けと好相性を誇っていた横浜スタジアムで悔しい敗戦となった。