ミック・シューマッハ、師匠ベッテルに「ル・マン」のアドバイス―F1復帰への良いステップ
来月のル・マン・デビューを前に、ミック・シューマッハは友人であり師匠でもあるセバスチャン・ベッテルに直接報告する予定だと語った。 ポルシェは今年、大規模なテストを行ったにもかかわらず、ハイパーカーのラインナップから4度のF1ワールドチャンピオンに輝いたベッテルを除外した。 しかし、F1グリッドへの復帰を目指す25歳のシューマッハは、アルピーヌのハイパーカーを駆ってル・マンに臨む。 先週末、ル・マンの“リハーサル”とも言える6時間耐久レースがスパ・フランコルシャン・サーキットで行われ、シューマッハはノーポイントに終わった。 F1界のレジェンド、ミハエル・シューマッハの息子であるミックは、「クリーンなレースという目標は達成できた」と『motorsport-magazin.com』に対して語った。 「残念なことに、赤旗のせいでもっといい結果を残すチャンスがなくなってしまったんだ」 「それでも、すべてのことが完璧でなければならないル・マンには、多くのポジティブなポイントを持ち帰ることができる」。 シューマッハは、アルピーヌ・プロジェクトはF1復帰に向けた良いプラットフォームだと言う。 「ドライバーとして新しいことに慣れなければならないという意味で、これまでとは違うチャレンジングだと考えているんだ」 「メルセデス、マクラーレン、ウィリアムズのリザーブドライバーとしてF1に参戦するためには、新しいクルマに速く慣れることが重要なんだ」。 シューマッハは友人であり師でもあるセバスチャン・ベッテルについて、ル・マンに参戦する可能性を示唆した。 「セバスチャンにはいつも会いたいよ。僕自身は(ル・マンを)経験したことがないから、レースが終わったら、彼に(ル・マンを)やる価値があるかどうかを伝えるつもりさ」。