武蔵川親方、藤井聡太七冠の「勝ちパフェ」で必勝願う「われわれは…」唯一の不満とは【大相撲】
ハワイ出身の武蔵川親方(元横綱武蔵丸)が2日、史上最年少で将棋の永世称号を獲得した藤井聡太七冠が大一番でのおやつに「プチパイナップルパフェ」に選んだのを受け、おやつを提供した名古屋市中区大須のフルーツパーラー「檸檬屋」に足を運んで同じパフェに舌鼓を打った。 武蔵川部屋は1日に棋聖戦第3局が行われた大須の万松寺に名古屋場所の宿舎を構えており、藤井七冠が2022年の棋聖戦(万松寺)で勝負メシに選んだ「浅ひろ本店」の味噌煮込みうどんを昨年も食べている。 ハワイの実家がフルーツブランド「ドール」の農園の近くにあり、パイナップル通でも知られることから「おいしいね。パイナップルの甘さがクリームに負けてないよ」と名店の味に大満足。欲を言えば「普通の人はあの量だけど、われわれはバケツで持ってこないとね」と食べ足りなかったのはご愛嬌(あいきょう)だ。 プチパイナップルパフェは特別メニューで、「檸檬屋」の片岡哲也さんは「藤井先生は『パイナップル星人』の異名をとるほど好きなことを知ってましたので梅雨時期なのでモサモサよりさっぱり。昼食前なのでコンパクトに提供させてもらいました」。反響が大きこともあり「引き続き通常メニューとして提供させていただきます。縁起がいい『勝ちパフェ』です」と話す。 あとは弟子たちの活躍を願う親方。3連勝でタイトルを防衛した藤井七冠のように「調子がいいと早く勝負が決まる。相撲と一緒。集中力を持って、必ず勝つ気でやってほしい」と指導に余念がなかった。
中日スポーツ