キリスト教の教えをバズらせた?...「神のインフルエンサー」と呼ばれた早世の少年が聖人に
2006年に15歳で亡くなった少年は、2度の「奇跡」を起こしたことが認められ、聖人に列せられる見込みだ
「神のインフルエンサー」と呼ばれた少年が、カトリック教会の聖人に列せられる見込みだ。 【動画】パーカーにジーンズ姿で展示されているカルロ・アクティスの遺体 ロンドン生まれ、イタリア育ちで2006年に15歳で白血病により亡くなったカルロ・アクティスは、教区のウェブサイトを手がけたほか、奇跡の全実例を記録するサイトを死の2日前に公開。キリスト教の教えをバズらせた。 聖人に列せられるには「奇跡」を起こした実績が必要になるが、アクティスは先天性疾患を患うブラジルの子供を治癒させるなど、2度の奇跡を起こしたことがバチカンで認められた。ミレニアル世代では初の聖人誕生だ。
阿部凜子(本誌記者)