「Jリーグ・ヨーロッパ」ロンドンに2025年新設 南野拓実、上田綺世ら手がけた秋山祐輔氏が現地責任者
Ｊリーグは１２日、欧州の活動拠点としてロンドンに「Ｊリーグ・ヨーロッパ」を新設し、２０２５年から活動を開始すると発表した。 ▽Ｊリーグの世界的なプレゼンスの進展▽競技・育成水準の向上▽事業＆収益拡大と経営水準の向上―などに向け、欧州とＪリーグ、Ｊクラブの接点をあらゆる領域で増やしていくことが主な目的という。 Ｊリーグは「人的ネットワーク、技術面のノウハウ、クラブ間パートナーシップ、マーケティングスキル、Ｊリーグワールドチャレンジ等のマッチメイク、投資家候補などの情報を収集、国内へ還元すると同時に、日本からもＪクラブの海外遠征アレンジ、選手移籍のサポート、ヨーロッパクラブへの日本企業の協賛支援など、新たな価値創出に貢献してまいります」としている。 現地事務所の責任者には、日本代表ＦＷ南野拓実（モナコ）、同ＦＷ上田綺世（フェイエノールト）ら数多くの日本人選手の欧州移籍を手掛けた秋山祐輔氏が就任。専任スタッフが欧州各国を回って情報を収集し、外国人監督や選手の獲得に関する情報をＪクラブ側へ提供し、欧州クラブとの提携の仲介なども担っていく。 リーグがクラブ支援のために国外拠点を設置するのは異例で、日本人選手が欧州へ渡る際の移籍金収入の拡大も目指していくという。
中日スポーツ
