競輪場で自転車教室 富山・草島小児童、改正道交法も学ぶ
子ども向けの自転車の交通安全教室が5日、富山市岩瀬池田町の富山競輪場であり、同市草島小学校の全校児童104人が正しい乗り方を学んだ。 本年度の同競輪場でのレースが全て終わり、バンクの改修工事に入るのに合わせて富山中央署が企画した。 児童は競輪選手にこぎ方を教わり、3年生以上は実際にバンクを自転車で走った。高学年を対象に署員が今月1日施行された「ながら運転」など危険な行為を厳罰化する改正道路交通法について説明した。その場で約半数がスマートフォンを使っていると答えた。 改修工事前しかできないこととして、児童がバンクでお絵かきした。チョークでキャラクターや今年創立150周年を迎えた同小を祝うコメントと絵を描いた。 6年の小島虎ノ助さん(12)は「中学校は自転車通学になるので、今日学んだことを生かしたい。バンクは普通の道より平らで走りやすかった」と話した。