働かずに年間1億円を稼ぐために【里崎智也×五十嵐亮太のライフハックベースボール!】第11回
里崎智也×五十嵐亮太のライフハックベースボール! 日本を代表するレジェンドプレイヤーの2人が、野球からの学びをライフハックに翻訳、「生き抜く知恵」を惜しげもなく大公開。連載の第11回では、おふたりの「お金の稼ぎ方」に関する考え方に迫ります! 【写真】里崎智也×五十嵐亮太 対談フォトギャラリー ■投資スタイルは真逆な里崎&五十嵐 ――前回のラストで、おふたりのお金に対する考え方について、五十嵐さんは「僕はピッチャータイプで、サトさんはキャッチャータイプだ」という発言がありました。今回はそこから深掘りしていきたいと思います。 五十嵐 前回も言ったけど、僕とサトさんのお金に対する考え方は全然違うし、リスクマネジメントについても微妙に違っていますよね。で、それってやっぱり、現役時代のポジションが影響しているような気がしたんですよ。 里崎 いや、現役時代のポジションが影響しているというよりも、そもそもの性格で亮太はピッチャーに、僕はキャッチャーになったのかもしれないけどね(笑)。どうして自分はピッチャータイプで、僕がキャッチャータイプだと思うのか、あらためて亮太の考え方を聞かせてよ。 五十嵐 例えば、投資についての考えも正反対じゃないですか。ある投資案件があったとして、サトさんは慎重に話を聞いて、いろいろな角度から「これは買いなのか、そうじゃないのか?」をじっくり、慎重に判断するタイプですよね。でも僕の場合は、もちろん話は聞くんだけど、ある程度の段階で「だったら、まずはやってみようかな」って考えるタイプだから。 里崎 でも、それだと失敗したり、痛い目に遭ったりすることも多いでしょ? 五十嵐 うん、多い(笑)。だけど、「ダメだったらしょうがないや」っていう気持ちもあるし、「今回はダメだったけど、次はどうしようかな?」と考えるタイプですね。 里崎 それが、僕にはまったく理解できない(笑)。よくわからないのなら、わかるまで調べたり人に聞いたりすればいいし、「知識がないのなら理解できるまで勉強すればいいのに」って僕なら考えるけどね。でも、亮太の場合は「まずはやってみよう!」と考えるわけでしょ? 五十嵐 うん、そっちのタイプ(笑)。極端に言えば、ある程度話を聞いたら、「こっちでいいや」という感じ。まさに、「投げてみないとわからない」という感じだけど、サトさんは真逆ですよね? その点が、僕は典型的なピッチャータイプで、反対にサトさんはキャッチャータイプだと感じる理由です。