「私の人生どこで間違えたんだろう」姉は旧帝大、自分は17歳で“中卒”に…どん底に落ちた女性(34)がアメリカの超名門大受験を決めた「壮絶なきっかけ」とは
UCLA以外にも3校合格
ーーちなみに、UCLA以外の大学にも合格されたのですか? ひとみ UCバークレー(THE世界大学ランキング2025年版総合8位)、UCサンディエゴ(同ランキング34位)、UCデービス(同ランキング62位)を受けて、全部合格をいただきました。 ーーすごいですね。念願のUCLAに進学し、心境の変化はありましたか。 ひとみ 今までの私は、「自信」を頭がいいとか、かわいいとか、そういう能力を持っている人が自分に自信があると思っていました。ですが、留学を通して、自信というのはそうした能力をひけらかすことではなく、どんなときも自分のために行動をおこし、自分を正しい道に導いてあげられると信じることなのだと感じました。
大逆転を期待しているわけではない
ーーひとみさんは今後、UCLAを経てどのようなキャリアを送っていきたいと考えていますか? ひとみ これまでの私自身のキャリアから、即戦力で生かせるスキルがあるかというと、なかなか難しいですし、キャリアで大逆転を期待しているわけではないんです。卒業後はご縁があったところで頑張りたいなと思っていますし、何より自分の心の中にいた17歳の自分を泣き止ませてあげたい。あのときの自分が手に入れられなかったものを、いまの私がさかのぼって、ひとつずつ17歳の自分に渡したいという気持ちで生きています。 ーーそうしたひとみさんの姿に元気や勇気をもらった人が多くいると思います。 ひとみ 人生でどれだけ辛いことやなにか後悔があっても、いつかその点が線になる瞬間があって。視点を変えればどんな不利な点もアドバンテージに変えることができると思うので、私も頑張るから、頑張ってほしいなと思いますね。 (写真提供=ひとみさん)
「文春オンライン」編集部
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