「私の人生どこで間違えたんだろう」姉は旧帝大、自分は17歳で“中卒”に…どん底に落ちた女性(34)がアメリカの超名門大受験を決めた「壮絶なきっかけ」とは
UCLA入学への高いハードルとは
ーー出願時のエッセイも大事。 ひとみ そうです。UCLAやUCバークレーに入るためには、良い成績のほかに課外活動を20個、そしてエッセイを書かないといけません。 ーーエッセイではどんなことを書かれたのですか? ひとみ 今までの自分の人生のことを書きました。私はこれまでの自分の人生を肯定できていなくて。でも、エッセイで今までの人生を心を込めて書いて、それがUCLAに受け入れてもらえるんだとしたら、そこで私は初めて自分の人生を肯定できるんだろうなと思って、そういう気持ちで書きました。 ーー課外活動も重要とのことですが、ひとみさんはどんなことをされていたんですか。 ひとみ コミュニティカレッジに留学中は、現地の日本人学生グループに所属したり、日本からアメリカに駐在される方向けの家を紹介する不動産会社でインターンシップをしていました。仕事内容は、駐在される方に代わって、英語で水道や電気の開通をしたりしていました。 ーー勉強だけでなくエッセイや課外活動が認められ、UCLAに合格。その瞬間の気持ちや、周囲の反応はどうでしたか? ひとみ 28歳のときから勉強を始めているので、「長かった」「ようやく報われた」という気持ちが大きかったです。両親は私がUCLAに入れるなんて思ってもなかったので、「本当なの?」と半信半疑でした(笑)。それでも、「努力が報われてよかったね」と言ってくれました。 ーーXで投稿した「UCLA合格」のポストが11万いいねとバズりましたね。どういった反応がありましたか。 ひとみ びっくりしました。「元気がもらえました」といった反応が多くて、中にはDMで「自分もくじけてしまったことがあるんですが、ひとみさんの投稿を見てもう一回頑張ってみようと思いました」というメッセージをいただいて。誰かの希望になれるんだ、というのがすごく嬉しかったです。1つ、2つだけ「ババアで草」というコメントもいただきましたが、別に気にしなかったですね。
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