「私の人生どこで間違えたんだろう」姉は旧帝大、自分は17歳で“中卒”に…どん底に落ちた女性(34)がアメリカの超名門大受験を決めた「壮絶なきっかけ」とは
海外留学のために猛勉強
ーーその状態からどのようにして英語をマスターしたのですか。 ひとみ とにかく半年間膨大な量の宿題を黙々とこなしました。最初はエッセイの課題が出てもなにもわからなかったんですけど、「この日本語って英語でどういう風に書いたらいいんだろう」という疑問を毎回調べて、それを覚えて、使ってを繰り返していました。そうすると次第に使える言い回しが増えてきて。そのおかげで、コミュニティカレッジに必要なTOEFLの点数を2回目の試験で取得して、2022年にコミュニティカレッジに合格することができました。 ーーカリフォルニアにあるコミュニティカレッジを選んだのには理由があるのですか? ひとみ 私が目指していたUCLAといったカリフォルニアの州立大学は、カリフォルニア州にいる学生をメインに受け入れているので、カリフォルニアにあるコミュニティカレッジであれば編入できる可能性が高いと考え、選びました。 ーーコミュニティカレッジに2年間通い、晴れてUCLAに合格されましたが、どうすればそんな難関大学に合格できるのですか? ひとみ カリフォルニアの州立大学への編入というとこだけにフォーカスして言えば、もちろん愚直に努力することも必要ですが、情報がとにかく大事です。 ーーそれはどういうことでしょうか。 ひとみ 本当にいい大学に入りたいんだったら、コミュニティカレッジの成績でGPA4.0(全科目最高評価)を目指さなくちゃいけないんです。そのためにはクラス選びがすごく大切になってきます。なので、厳しい先生にできるだけ当たらないよう、各先生の授業に関するレビューが載っているサイトを見て、授業選びをしていました。 ーーひとみさんのGPAはいくつだったんでしょうか。 ひとみ UCLAなどに出願したときは、4.0でした。ただ、コミュニティカレッジでは数学といった理系の授業も取る必要があって、数学が苦手な私にとってはすごく大変でした。統計学の授業を取ったんですけど、厳しい先生にあたってしまって。A評価を取るために、授業のグループワークのメンバーと夜の10時から朝5時まで作業したりしていました。こうした努力もUCLA合格のためには必要ですが、成績が良いだけではそうした大学には入れないんです。
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