23日(水)は各地で雨 日本海側を中心に雨や風が強まる 交通への影響が出る恐れも
明後日23日(水)は、前線の通過に伴い、ほぼ全国で雨。日本海側を中心に雨脚が強まり、南風も強まりそう。交通に影響が出る可能性も。気温は高く、広い範囲で夏日に。
明後日23日(水) 前線に伴う雨雲が通過 雨風強まる恐れ
今日21日(月)は多くの所で晴れていますが、晴れをもたらす高気圧は、明日22日(火)にかけてゆっくりと東へ遠ざかるでしょう。 明後日23日(水)は前線が日本付近を通過し、ほぼ全国で天気が崩れる見込みです。 九州や中国、四国は午前中に雨や雷雨となり、昼頃からは近畿から北海道にかけても次第に雨の範囲が広がるでしょう。 雨が降るのは3～4時間と、短い所がほとんどですが、日本海側を中心に雨脚が強まります。道路が冠水するほど、激しく降る所もあるでしょう。また、北海道をはじめ、北の地域ほど風が強まり、傘が差せないくらいになる所もありそうです。 激しい雨や強い風によって、交通が乱れる可能性もあります。気象情報に加えて交通情報にも留意しつつ、普段よりも時間に少し余裕をもって行動すると良さそうです。
23日(水) 雨でも気温は上昇 ムシッとした暑さに
全国的に、暖かい南よりの風が吹くため、雨でも気温は上がります。 最高気温は平年より高くなる予想です。九州から関東、北陸にかけて、広い範囲で25℃以上の夏日となり、仙台をはじめ東北でも25℃前後の所があるでしょう。湿度も高く、蒸し暑く感じられそうです。 なお、先日、19日頃の雨のあとは急に冷えましたが、今回は寒気の流れ込みが弱いでしょう。その先、11月の初め頃にかけても高温傾向が続き、西日本を中心に夏日の所がありそうです。衣替えを完了させたい時期ですが、まだ、半袖は少し残しておくと良さそうです。
日本気象協会 本社 戸田 よしか
