小池都知事が定例会見4月20日(全文1)東京都受動喫煙防止条例の骨子案作成
多摩産材、木材のモデルハウスのオープンのお知らせ
それから今度は多摩産材、木材のモデルハウスのオープンのお知らせでございます。このたび、多摩産材をふんだんに使いましたモデルハウスを三鷹の住宅展示場に造っております。4月28日の土曜日にオープンいたしますので、そのお知らせでございます。都におきましては多摩の森林整備を進めるというために切って使って植えてと。切ってというのはこの間伐ですね。切って使って植えてという、植えて、そして育てるという森林循環の促進に取り組んでまいりました。そのためにこれまでも、例えば東京都美術館などで、都の関連施設ですね、これらで多摩産材を利用する。それから民間の鉄道駅の駅舎で多摩産材を利用するところに支援をしてきた、などなど、幾つか事例がございます。 今回は多摩の木々を身近に感じて木の香りを楽しむ暮らしっていうのをコンセプトにして、30代の子育て世代、それから60代のシニア世代をターゲットとした2つのタイプのモデルハウスをご用意いたしております。子育て世代向けの住宅につきましてはライフステージに応じて子供が1人増えたとか、そういう家族構成の変化にも応じて、間取りが変えられるというようなことを特徴にしている。それからシニア世代向けの住宅についてはバリアフリーに配慮した空間をテーマにしているということでございます。 木の香り、これ、ご覧いただくだけで木の香りが感じられるんじゃないかなと思いますけれども、ぜひ実感していただくということでございます。で、モデルハウス内でチラシをお配りするなどなど、多摩産材の家具などにも触れていただければと。情報発信の拠点としてまいりたいと考えております。で、ゴールデンウィーク中ではモデルハウスで、親子で楽しめる丸太切りなどの体験なども準備をしておるので、これまたぜひお越しいただきたいと、都民の皆さまそろってご参加いただきたいと思います。 それから今年の秋はお知らせをしておりますとおり、東京にて、東京で初めての全国育樹祭の開催を準備しているところでございますけれども、この育樹祭もいいきっかけにして、広く木材利用の機運を醸成していきたいと考えております。先日も森林の関係の方からお話を伺っておりましたら、今、戦後からのいろんな植林を行ってきて、今こそ切り時だということでございます。切り時にするためにも、経済的なサイクルをつくることによって促進をしていく。そのためには需要をつくるということでございますので、ぜひいらしていただきたいということでございます。