ラグビー三重、開幕2連勝 リーグワン1部、トヨタに逆転勝ち
ラグビーのNTTリーグワン1部第2節は28、29の両日、各地で行われた。三重ホンダヒートは28日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場でトヨタヴェルブリッツ(愛知)を21―17で下して開幕2連勝した。 昨年レギュラーシーズンシーズン1勝15敗で12チーム中11位と苦戦した三重が、昨季7位チームで、リーグワン前身のトップリーグ時代も含めて32年間勝てなかった相手に逆転勝ちした。 前半を6―10で折り返したが、後半から交代で入った選手らの活躍で流れを呼び込んだ。後半34分、スクラムハーフの交代で入った加入2年目の26歳土永雷のトライで逆転に成功。2試合連続の逆転勝ちで初の2連勝を飾った。 来年1月5日の次節はスポーツの杜鈴鹿でクボタスピアーズ船橋・東京ベイと対戦する。 W杯フランス大会でイタリア代表を率いた後昨季から三重HCを務めるキアラン・クローリー氏の話 ペナルティの多さは今後の課題だがポジティブな面が多い試合。昨シーズン苦労したスクラム、ラインアウト、モールなどのセットプレーが自分たちの武器になりつつある。プレシーズンでのフィットネスなどとてもきついことを行った結果が終盤の逆転につながった。