【基本の調味料で作れるレシピ】 鶏トマトバジルのっけごはん バジルは加熱するとまた別の味わいに
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 【画像】絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.71 鶏トマトバジルのっけごはん
ベランダでほぼ毎年育てているバジル、サラダやカプレーゼもいいけど、たくさん茂ったときは炒めるのもおすすめ。 ガパオ風にするのが定番ですが、今回はナンプラーを使わず、日常的な調味料だけで炒めてみました。なかなかおいしく仕上がりましたよ。 ■材料(1人分) ・小間切れ鶏もも肉:120g ・トマト:1個(120g程度) ・バジル葉:10~12枚 ・おろし生姜:小さじ1/2 ・酒:小さじ1/2 ・醤油:小さじ2 ・塩:ひとつまみ ・サラダ油:小さじ1 ・レモン:1カット ・ごはん:適量 ■作り方 (1) 鶏肉には塩こしょうしておく(分量外)。トマトは8等分のくし切りにする。 (2) 鶏肉を容器に入れて、おろし生姜、酒をまぶしておく。 (3)フライパンに油をひき、(2)、トマトを入れて軽く炒める。フタをして2分ほどおく。 (4) 醤油、塩、バジルを加えてひと混ぜする。ごはんを盛った上にのっけて、食べる直前にレモンをひとしぼりする。 プロセス(3)、フライパンに入れるときは油がはねやすいので気をつけて。フタをして2分おくとき、フライパンをゆすったりせずにおきましょう。そのほうがしっかり火が入ります。 ミントやバジルは加熱するとまた違うおいしさが生まれてきます。シーフードと炒めてもうまいですよー。 しかし昨日のしらいさんが使ってたトマト麹、よさそうですねー。羊肉を漬けてみたくなりました。早速やってみよう。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司