来月5日開幕、初戦カード決まる 松阪地区7校が意気込み 高校野球、夏の三重大会
7月5日に開幕する第106回全国高校野球選手権三重大会(県高校野球連盟など主催)の組み合わせ抽選会が18日午後2時から、津市の県総合文化センターであり、松阪地区から出場する7校の対戦相手が決まった。 大会は県内59校と南伊勢、石薬師、四日市四郷の3校による合同1チームの計62校・60チームが出場し、トーナメント戦で夏の甲子園(8月7日から17日間、兵庫県西宮市・阪神甲子園球場)進出を懸けて争う。 松阪地区からは、第3シードの昴学園(東拓司監督)、第5シードの三重(沖田展男監督)をはじめ、松阪商業(五十子幸成監督)、松阪(竹内伸監督)、松阪工業(木下雄平監督)、相可(逵兼一郎監督)、飯南(松山紘大監督)の7校が参戦する。 この日は、抽選会に先立ち、熱中症対策講習会を実施し、対応や小まめな水分補給などを呼び掛けた。その後、予備抽選、本抽選が行われ、各校の主将が大きな声で番号を発表していった。 大会は7月5日に開幕し、午後2時半から開会式のみを四日市市の四日市ドームで行う。試合は同月6~28日で、立野町のドリームオーシャンスタジアム(県営松阪野球場)、四日市市霞ケ浦野球場、津球場公園内野球場、ダイムスタジアム伊勢の計4球場で実施。決勝は28日午前10時から霞ケ浦野球場で予定している。 今年は例年以上に熱中症対策を強化。気温が高くなる時間帯をできるだけ避けるため、試合数を原則1球場2試合までとし、試合開始予定時間も第1試合を午前8時45分から、第2試合を同11時15分からとした。また試合前日に「熱中症特別警戒アラート」が出た場合には予定していた全試合を原則中止とし、順延する。その他、高野連はスポーツ飲料水を試合ごとに各校に1㌜(500ミリリットル、24本)を提供する。 栗谷佳宏理事長は「選手が熱中症で力を出せないことを極力避けたい。選手の力を最大限に出せるように、こちらも最大限整えたい」と話した。