大学見学は、親子で行くべき?服装はどうしたら…? オープンキャンパス、10の最新情報
4.大学生108人にアンケート
大学に合格した先輩たちは、オープンキャンパスには何回くらい参加し、どんなことを感じたのでしょうか。学習管理アプリ「Studyplus」の大学生ユーザー108人にアンケートを取ったところ、73.8%が高校時代にオープンキャンパスに参加し、参加回数は平均すると2.1回でした。また、参加者の78.5%は、「オープンキャンパスが大学選びの決め手になった」と回答しています。 オープンキャンパスが大学選びの決め手になった人たちのコメントには、「自分の雰囲気に大学があっていると身をもって感じられた(国際医療福祉大学4年)」「大学の雰囲気がわかって受験当日の緊張が減った(帝京平成大学2年)」など、「雰囲気」という言葉が目立ちました。キャンパスに行ってこそ実感できることが少なくないことがわかります。
5.オープンキャンパスでやるべきこと5選
オープンキャンパスに行ったら、余すところなく情報収集してきたいものです。押さえておきたいキーワードは、「全体を知る」「入試を知る」「学びに触れる」「疑問を解決する」「オープンキャンパスを楽しもう」という5つです。 「全体を知る」には校舎や構内の主な施設を見て回るキャンパスツアーや大学説明会、「学びに触れる」には講義を体験できる模擬講義など、オープンキャンパスにはそれぞれの目的をかなえるプログラムがあります。見逃さないよう、事前に押さえておきましょう。
6.年内入試で合格するために
オープンキャンパスに参加することは、総合型選抜や学校推薦型選抜の「年内入試」を受けるうえでもメリットがあります。年内入試の多くは、志望理由書や事前課題といった提出書類のほか、小論文や学力試験などを組み合わせて、多面的に合否を判断します。志望理由書などを通して、「この大学で学びたい」という受験生の意欲を評価する入試方式ともいえます。 オープンキャンパスは、大学の理解を深める絶好のチャンスです。施設を見たり、模擬授業を受けたりしながら、「どうしてその大学で学びたいのか」を明確にするのに役立てましょう。