鳥羽水族館、オタリア赤ちゃん命名 理由は「むぎゅっとしたい」
三重県鳥羽市の鳥羽水族館で8月14日に誕生したオタリアのメスの赤ちゃんの名前が「むぎ」に決まった。10月11~21日に公募し、全国から寄せられた1004通の中から「むぎゅっとしたくなるほど可愛い」という理由が飼育員らの心をつかんだ。飼育員は「麦の穂のように元気にのびのびと育ってほしい」と話している。 母・がっちゃんと父・クーバの間に生まれたむぎは母乳をゴクゴク飲んで順調に成長し、推定で体長65センチ、体重は20・7キロに。いろんなものに興味を示したり、母のまねをしたり、好奇心旺盛だという。 オタリアはアシカの仲間で、「海獣の王国」屋上スペースの「ヒレアシ育成水槽」で一般公開されている。【小沢由紀】