清水と契約解除の20歳FW森重陽介の新天地はブラジルに「人間力も成長したい」
ブラジル・セリエD(4部相当)に所属するシアノルテは21日、清水エスパルスと契約解除したFW森重陽介を獲得したことを発表した。 清水は先月2日、社会規範、チーム規律に抵触する事実により謹慎としていた森重との選手契約を合意解約したことを発表していた。 森重は22日、自身のSNSを通じて、「この度ブラジルのCianorte FCに加入することになりました。本場ブラジルのサッカーを肌で感じ、サッカー選手としてはもちろん人間力も成長したいと思ってます」と報告。清水への思いも綴った。 「エスパルス関係者並びにファンサポーターの皆様、J1昇格、J2優勝の前の国立決戦前にお騒がせしてしまい申し訳ございませんでした。それからJ1昇格、J2優勝おめでとうございます。心から嬉しく思います」 「また、今までの期間に練習参加させて頂いた品川CCオーナー吉田さん、槙野さん、選手、関係者の皆様、練習参加させて頂きありがとうございました。短い時間でしたが、自分を受け入れてくださり本当にありがとうございました」 「日大藤沢サッカー部関係者、友人や親戚、代理人事務所、お世話になった皆様、色々とご心配をおかけしました。いつも気にしていただき、本当に心強く思います」 「また応援して頂けると嬉しいです。これからもよろしくお願いします」 日大藤沢高の一員として出場した2022年度の第101回全国高校サッカー選手権で大会得点王に輝いた森重は、2023年に清水に入団。身長198cm、体重89kgの恵まれた体格を誇り、高校時代からFWとDFの両ポジションをこなしてきた。