サッカー元日本代表・青山敏弘選手(倉敷市出身)が引退表明 岡山への思い語る
岡山県倉敷市出身でサッカー元日本代表の青山敏弘選手(38)が今シーズン限りでの引退を表明し、会見を開きました。 【写真】会見の様子
(サンフレッチェ広島/青山敏弘 選手) 「大きな誇りを胸に引退できることをうれしく思っています」 青山選手は、岡山県作陽高校を経て2004年にサンフレッチェ広島に入団。 広島一筋で、ここまでJ1通算443試合に出場し、2014年には岡山県出身者で初めてワールドカップの日本代表メンバーにも選ばれました。 (サンフレッチェ広島/青山敏弘 選手) 「誰にも負けたくない、負けたくないっていう思いも負けたくなかった。それを育ててくれたのは岡山の地だと思っている」 高校2年の冬、岡山県大会決勝で自身のゴールがノーゴールと判定され優勝を逃すと、誤審だとして社会問題にまで発展しました。 (サンフレッチェ広島/青山敏弘 選手) 「自分にとってはプラスにしてこられたと思っている。あの時諦めなくてよかった、支えてもらった岡山の皆さんに感謝したいと思います」 青山選手は引退後について、「広島の監督として日本一になりたい」と語りました。 青山選手の作陽高校時代の恩師で現・作陽学園高校の野村雅之校長はKSBの取材に対して「長い間よくやってくれた。後輩たちにお手本となる先輩でいてくれて、本当にありがたかった。これからもサッカー界のために頑張ってほしい」とコメントを寄せました。
KSB瀬戸内海放送