今夏はすでに“1億ポンド超え”の補強を決行 ロペテギ率いる新生ウェストハムは今季プレミアでダークホースとなるのか
初戦はアストン・ヴィラ
今夏、移籍市場で活発な動きを見せているウェストハム。デイビッド・モイーズ監督が昨季限りで退任し、新たに指揮を執ることになったのがフレン・ロペテギだ。 ロペテギ新監督のもと、ウェストハムは今夏積極的な補強を見せている。すでにマックス・キルマン、ジャン・クレール・トディボ、アーロン・ワン・ビサカ、ギド・ロドリゲス、クリセンシオ・サマーフィル、ニクラス・フュルクルクなどの新戦力を獲得しており、英『Evening Standard』によると、1億2000万ポンド(約230億円)以上を補強に費やしているという。 大型補強を行うウェストハムは今シーズンのプレミアリーグで楽しみなチームの1つであり、ダークホースとなってもおかしくない。新戦力の躍動や指揮官の手腕による影響も大きいだろうが、開幕戦を前にロペテギ監督は今シーズンに向けた意気込みを語った。 「我々の目標は、夢に限界を設けないことだ。これから何が起こるか見てみよう。3~4カ月後に私に尋ねてみてほしい。その頃には、私たちの状況がより明確になっているでしょう」 「最も重要なのは、最後の10試合に良い形で臨むことだ。リーグ戦はマラソン。1試合が1kmだ。たくさんある。今は最初の1kmに焦点を当てなければならない。サッカーはこういうものだ。一歩一歩進んでいくんだ」 期待の新鮮力に加え、司令塔のルーカス・パケタ、そしてプレミアリーグのドリブル王モハメド・クドゥス、昨季20ゴール10アシストのジャロッド・ボーウェンなど楽しみな選手が揃っているウェストハム。 もちろんまだ移籍期間が閉まるまでに、さらなる補強や退団もあるかもしれないが、メンバーを見たら今シーズンのプレミアリーグのダークホースとなってもおかしくない。開幕戦は昨シーズン4位フィニッシュで躍進したアストン・ヴィラとなるが、新生ウェストハムは白星スタートを飾れるか。
構成/ザ・ワールド編集部