ゆったり走行が魅力の一台! ホンダの原付二種レジャーモデル「CT125・ハンターカブ」徹底解剖
最高出力は8.8馬力、最大トルクは11Nmとなっており、中低速時のトルクが増強されたことで、積載時や登板時に力強い走りを可能にしているほか、発進時や中速域の加速力も増しています。その結果、不整地路での走行にも耐えうる、本格オフロードバイクに仕上がっています。 一方で、街中でも十分快適に乗れるように仕上げられているのも特徴です。幹線道路などでもクルマの流れにスムーズに乗ることができ、時速80キロまでなら気持ちよく走行できる一台といえます。 また、ブレーキは前後ディスク式を採用しており、前輪のみ1チャンネルABSを搭載し、しっかりとした制動力を確保しています。
ホンダ「CT125・ハンターカブ」のデザインに注目
「CT125・ハンターカブ」は、オフロードでの使い勝手を想定したデザインに仕上がっており、スーパーカブシリーズの中では大柄で存在感があります。
中でもひときわ目立つのが、ハンターカブを象徴するアップマフラーです。ヒートガードにプロテクターを備え、デザイン性だけでなく安全性と快適性も両立させています。 さらに、左サイドカバーの位置に設置されたエアクリーナーからのびる吸気ダクトは、リアキャリア脇までのばし、走行時のホコリや水の進入を防いでくれます。 その他にも、スチール製の専用大型キャリアを標準装備し、日常の使い勝手からアウトドア用途まで幅広く活躍できる仕様となっています。
また、ヘッドライトをはじめとした、すべての灯火類にLEDが採用されているのもポイントです。メーターパネルはラウンド型のデジタル表示で、必要最低限の機能がシンプルにまとめられており、レトロな雰囲気の中にも、最新の技術を盛り込んだ使いやすいデザインとなっています。 シート高は800mm、カブシリーズでは一番高くなっており、身長の低い女性などは足つき性は少し悪いかもしれません。
ホンダ「CT125・ハンターカブ」にはどんなアクセサリーが用意されているのか
ハンターカブは、ノーマルでも十分に完成度の高いバイクですが、人気車種であるがゆえに、カスタムパーツがたくさん販売されています。用途に合わせてツーリング仕様やアウトドア仕様などに仕上げるのも良いかもしれません。