【広島】9回にヒヤヒヤも逆転勝利で2連勝 2位巨人とゲーム差0.5と肉薄 小園が逆転タイムリー 九里は今季初勝利
◇プロ野球セ・リーグ 広島4-3巨人(18日、 マツダスタジアム) 広島は逆転勝利で2連勝。2位巨人とゲーム差0.5に縮めました。 【画像】17日の試合で先制タイムリーを打った小園海斗選手 得点圏打率は4割超え 先発は今季初勝利を目指す九里亜蓮投手。前回登板は6回2失点も負け投手となっていました。 2回、2本のヒットで1アウト1、2塁のピンチを招くと、ドラフト4位ルーキー・泉口友汰選手にプロ初タイムリーを打たれて失点。 さらに1アウト1、3塁の場面では、赤星優志投手にスクイズされると、打球を処理した九里投手はホームに送球するも、フィルダースチョイスとなり、2点の先制を許します。 それでも3回と4回もランナーを出しながらも無失点に抑えると、打線は4回裏。羽月隆太郎選手のタイムリーで1-2と追い上げます。 そして5回には2アウト2、3塁の場面で、得点圏打率.484(試合前)の小園海斗選手が2点タイムリーを打ち、3-2と逆転に成功します。 九里投手は6回のマウンドにも上がりますが、2ベースと犠牲バントを決められ、1アウト3塁のピンチを招いたところで降板。2番手の森浦大輔投手は四球を与えて1、3塁としますが、丸佳浩選手を併殺打に打ち取り、同点を許しません。 直後の6回裏には坂倉将吾選手が第3号ソロホームランを放ち、4-2とリードを広げます。 しかし9回、守護神・栗林良吏投手がノーアウト1、2塁のピンチを招くと、坂本選手のレフトへの打球を末包昇大選手がファンブル。3-4と1点差に追い上げられます。 1アウト1、3塁の場面で小林誠司選手にスクイズをされますが、ファーストの二俣翔一選手が素早く本塁へ送球し、タッチアウト。 その後2アウト満塁となりますが、代打・萩尾匡也選手を空振り三振に仕留め、広島は2連勝。先発の九里投手は5回1/3を2失点で、今季初勝利となりました。