【楽天】阿部寿樹、500万増の6300万 明大後輩のドラ1宗山に「頑張ってほしい」とエール
楽天阿部寿樹内野手(35)が4日、仙台市内の球団事務所で契約交渉を行い、500万円増の年俸6300万円で更改した。移籍2年目の今季は78試合に出場し、打率2割2分7厘、9本塁打、32打点。「良かった時と良くない時が結構あったので、良い時を長くしたい」。来季に向けては「必要とされたところで一生懸命やるしかない。しっかりコンディションを整えて、いいパフォーマンスができるようにやっていきたい」と意気込んだ。 【一覧】楽天の契約更改状況 本塁打数は浅村に次ぐチーム2位で、規定打席未到達ながら、長打率はプロ9年目で最高の4割1分9厘をマークした。「長打っていうのは毎年打ちたいなと思いながら考えてはやっていますけど、それに付随して出塁率も上げていけたらいい」と力を込めた。 明大の後輩にあたるドラフト1位の宗山塁内野手(21)と来季からチームメートになる。「あれだけ注目されている選手だと思うので、すごい大変だと思いますけど、頑張ってほしい」とエール。宗山がプレーしやすい環境を作るのも先輩の役目だ。「多分、すげえ大変だと思うんで。ドラ1であんだけ競合して。メディアの方、よろしくお願いします」と、優しいまなざしでほほ笑んだ。 島内、渡辺佳を含めた明大会の開催プランもある。「企画は僕も島内もしないと思うので、企画は佳明に任せて。僕らはそっとですかね」。幹事は渡辺佳に任せ、同学年の島内と2人で会計役を務めるつもりだ。(金額は推定)