【豪ゴールデンイーグル】レイクフォレスト冷や汗V 日本馬2頭は完敗で5億円ゲットならず
[ゴールデンイーグル=2024年11月2日(土曜)北半球産3歳、南半球産4歳、ローズヒルガーデンズ競馬場・芝1500メートル] 賞金総額1000万オーストラリアドル(約10億円)、優勝賞金525万オーストラリアドルををかけた注目の一戦は、Cファロン騎乗のレイクフォレスト(牡3・Wハガス=イギリス)がゴール前で内から鋭く抜け出して優勝。ビッグマネーを手に入れた。勝ちタイムは1分27秒98(稍重)。モレイラ騎乗のアスコリピチェーノ(牝3・黒岩)は12着、Tベリー騎乗のコラソンビート(牝3・加藤士)はしんがり20着に終わり、昨年のオオバンブルマイに続く日本馬の巨額賞金ゲットはならなかった。 ともに外枠からのスタートで、ダッシュは今ひとつ。コラソンビートは二の脚がついて好位集団に取り付き、アスコリピチェーノは中団の後ろで脚をためる競馬となった。直線に向くとコラソンは馬場の真ん中、アスコリピチェーノは大外に持ち出すが、コラソンは早々と手応えがなくなって失速。アスコリピチェーノも目を引く伸びは見られない。ゴール前は内側を走った馬たちの争いになったが、最後に最内を突いたレイクフォレストが抜け出した。ただし、レース後はゴール前の各馬の走りで複数の審議事象があり、30分近い審議を経て確定。ゴール前でやや急な外への進路をとったレイクフォレストにとっては冷や汗ものの勝利となった。
東スポ競馬編集部