「NZ移住のきっかけは、阪神淡路大震災でした」現地不動産のプロが、不測の事態に備えた国際的な〈資産分散資産・資産形成〉を真剣に勧める理由
投資へのチャレンジを足掛かりに、新しい人生の可能性を探る
「最低限の収入」の基準には個人差がありますから、いくら投資したら安心、といった保証はありませんが、しかし、実際に投資にチャレンジすることで、私たちのような不動産業界の人間だけでなく、弁護士、会計士とも交流ができ、そこからのつながりでいろんな分野の方達と出会い、ご自身で築き上げる道、レールを模索することもできます。 すべてのレールを敷いてもらうには、専門家に報酬を支払わなければなりませんが、金銭的にそれが難しいという方は、最初の一歩だけ専門家に任せ、以降は頑張って自分で築いていってはいかがでしょうか。それなりの努力は必要ですが、決して無謀なチャレンジではありません。 「ニュージーランド? あまり知らないなあ」「そういえばラグビーで有名?」といった程度の知識しかない方。興味はあるけれども行ったことがない方。ちょっとだけ行ったことがある方。それぞれの温度差はあると思いますが、この地に長年暮らす筆者は自信を持って、ニュージーランドは「人の心が温かい国」だと申し上げます。 島国で日本と共通する面も多々あり、とくにオークランドは国際都市ゆえ、日本の文化を紹介できる能力がある方にはぴったりな街・国です。 不動産投資を足掛かりとして、家賃保証のある確実な物件に投資をして収入を確保し、生活基盤を整え、日本でもニュージーランドでも暮らせるよう資産形成をしていただければと思います。 一色 良子 Goo Property NZ LTD 代表取締役社長 Harcourts -Shelter Realty Ltd 所属
一色 良子
【関連記事】
- NZ不動産「住宅価格、100万NZドル突破」の一方で…営業マン〈買い手市場〉のマーケットで肉体疲労を募らせるワケ
- 時給1,282円のバイトに嫉妬する「日本のサラリーマン」の平均時給…さらに「手取り額大幅減」に衝撃
- 「中国のGDPが日本の3倍なら、中国の経済規模は日本の3倍。では、中国の人口が日本の9倍なら…」経済指標の読み方の超キホン
- 70代夫婦、年金月25万円と資産5,000万円で「理想の高級老人ホーム」へ入居も…翌年、妻は夜中に悲鳴、夫は帰りたいと号泣のワケ【CFPが解説】
- 愚かでした…年収1,200万円、退職金3,000万円、年金月20万円「勝ち組エリート」でも想定外の高額出費に対応できない惨め