「平原康多はまるで棚橋弘至」賞金1億円超えの“グランプリ”に出場する競輪界のヒーローをプロレスラーに例えてみた
12月30日、静岡競輪場で開催される『KEIRINグランプリ2024』。今年競輪界で活躍を収めた選ばれし9名だけが出場権を有し、優勝賞金は1億4000万円! まさに競輪界に“カネの雨が降る”1日で、「この日だけは車券を買う」という方も多い。今回は元競輪選手でプロレスラーの川上真吾さんをお迎えし、“プロレス好き”ならではの視点でグランプリの楽しみ方を伺った。
異色の“二刀流レーサー”として
2月に競輪選手を引退し、今は地元で『相原プロレス』を主宰してプロレスラーとして活動をしている川上真吾です。現役時代は3年ほど競輪選手兼プロレスラーの“二刀流レーサー”をやっていました。 さて、今回は競輪界が一番盛り上がる「KEIRINグランプリ」をたくさんの人に楽しんでもらえるように、この“最上級のタイトルマッチ”を盛り上げたいと思います! そこで今回は敬意をこめて「KEIRINグランプリ2024」に出場する選手のみなさんを、プロレスラーに当てはめて考えてみたいと思います!
関東コンビはかつての“新日ドリームタッグ”
★平原康多(42歳・埼玉=87期) …棚橋弘至(新日本プロレス・本隊) 2010年代、競輪界が苦しかった時期に常にトップで頑張っていた平原選手は、新日本プロレスの“冬の時代”を支え続けた棚橋選手と重なります。落車してケガをしてもレースに出続ける平原選手と満身創痍ながら国内外で試合に出続ける棚橋選手、ハードワークを厭わない姿勢も共通していますね。ルックスのさわやかさ、ソフトなかっこよさも似ていませんか? ★眞杉匠(25歳・栃木=113期) …オカダ・カズチカ(新日本プロレス→AEW) その平原選手とタッグを組むであろう眞杉選手。若くてセンセーショナルな活躍を見せているところがオカダ選手とかぶって見えます。先行でやってきたけれど今はもう本当にいろんなことができる。オカダ選手は今年AEWに挑戦して、眞杉選手もS班として自身のスタイルを築きました。おしゃれな雰囲気で人気があるところも共通点かもしれません。