首位浮上のリーズ指揮官が活躍続ける田中碧ら新戦力の影響力を絶賛「アオとは誰だ?どこでプレーしている?と言われていたが…」
リーズ・ユナイテッドのダニエル・ファルケ監督は、田中碧ら今夏の新戦力について語った。 今夏の移籍市場終盤にデュッセルドルフからリーズに加入した田中。移籍当初はプレー時間が限定的だったが、主将イーサン・アンパドゥら中盤の主力に負傷者が相次ぎ、定位置を確保すると、日本代表MFは公式戦13試合に出場してチャンピオンシップ第16節を終えて首位に浮上したチームを支えている。 昨シーズンのプレミアリーグ昇格プレーオフで敗退した後、7選手を迎え入れる大型補強に動いたリーズのファルケ監督は、イギリス『BBC』で田中ら新戦力について話し、その中で新戦力とともに良いチーム作りができていることを強調した。 「主力を売却して我々が信じられないほどの金額を得た今夏に目を向ければ、我々がクオリティを落としたと論争なる可能性もあった。それに、例えばアオ・タナカのことを誰も聞いたことはなかった。アオとは誰だ?どこでプレーしているんだ?ドイツ2部で25歳で、以前にトップレベルでプレーしていたのか?と言われていた」 「それにジョー・ロズウェルに関する批判も耳にした。我々より下位だったサウサンプトンの中盤で十分ではなく、どうして彼は我々のチームで十分に良い選手になれるんだ?と言われていた。しかし、彼は今、自身の実力を証明している。ラージー・ラマザニはイングランドのどのクラブも欲しがらなかった。スペインで降格し、レッドカードやイエローカードで出場停止になっていて誰も彼のクオリティを信じてはいなかった」 「掘り出し物のような選手たちとともに、我々は今、本当に良いチームを作り上げている」